地球と私たちの健康を守るために植物を食べる

 

2020年11月25日発行

悲しいことに、私たちは今、気候変動が私たちの住む地球にとって現実的な脅威となっている世界に生きている。 地球の気温上昇、海面上昇、極地の氷冠の融解、干ばつ、森林伐採、種の絶滅、食糧不足は、すべて何らかの形で気候変動に起因している。

食生活に関して言えば、私たちは自分自身の健康のために、加工食品、高脂肪食品、塩分、糖分の多い食品よりも、果物、野菜、全粒穀物、赤身のタンパク源を多く摂るべきだと知っている。 しかし、地球の健康のためにはどうだろうか？

健康的な食品を食べることで、私たち自身と同じように地球を助けることができるのだ！

個人の二酸化炭素排出量と気候変動への影響を減らすためにできる最も影響力のあることのひとつは、肉と乳製品の消費を減らすことです。 植物性食品を多く食べ、肉、魚、乳製品を減らすことは、私たちの健康に良いだけでなく、地球の健康にも良いのです。

魚を食べることは、肉や乳製品産業の二酸化炭素排出量と比較すると、環境破壊の少ないことのように思われがちだ。 しかし、大規模な漁業は、廃棄された網やトロール漁具から海に発見されたプラスチックの多くを引き起こしている（網を海から撤去して修理するよりも、もつれた網を残して新しい網を買ったほうが安いことが多い）。 また、世界の漁業の4分の3は搾取され、乱獲されていると考えられている。

では、どうすればいいかというと、植物をもっと食べることだ！ 植物性食品はバラエティに富み、刺激的で、味気なく退屈なものではない。 もちろん、野菜や果物は植物性食品だが、豆類、ナッツ類、種子類など、あらゆる種類の食品を楽しむことができる。 ハーブやスパイスを加えて風味を出したり、マッシュルーム、大豆、ジャックフルーツ、エンドウ豆のタンパク質から作られた肉の代用品を探してみるのもいい。

植物ベースの食事で、必要な栄養素をすべて摂取することは、フルタイムでも十分可能だ。 ただ、少し余分に考えたり調べたりする必要があるかもしれないが、オンラインリソースやフォーラム、コミュニティがたくさんあるので、それを利用すればいい。

動物性食品の摂取を少しずつ減らすか、ミート・フリー・マンデー（Meat Free Mondays）のようなものにこだわることで、完全な植物性食品を目指すかどうかにかかわらず、影響を大幅に減らすことができる。

植物ベースの食事や菜食主義の高まりに伴い、お店やスーパーマーケット、レストランでは、植物ベースのメニューが棚やメニューにどんどん追加され、より簡単になりました。 ハンバーガー、ソーセージ、ピザ、パイ、カレー、シチュー、パスタベイク、チリなどなど、「ヴィーガン化」できない料理はあまりありません。 今では、食べ物があれば、革新的な食品会社や新興企業が、あなたの健康だけでなく、地球の健康にも良い植物ベースの代替食品を発明しています。

美味しくて栄養価が高く、エキサイティングな植物性食品の新しい世界を受け入れるといっても、フルタイムでそれをする必要はありません。 週に1日か2日、肉、魚、乳製品、卵を含むすべての動物性食品を避ける日を選びましょう。 厳密には動物性食品である蜂蜜を避けることもできます。 果物、野菜、ナッツ類、種子類、豆類、ひよこ豆、レンズ豆、大豆ベースの製品でお腹を満たしましょう。

植物性のレシピや料理本を試して、これまで使ったことも食べたこともないような新しい食材を発見するのも楽しい。

地球を守る者として、気候変動の影響を緩やかにするために、暮らし方を少しずつ変えていくことは、私たちにできることです。 なぜなら、こうした小さな変化が積み重なることで、大きな変化につながるからです。

しかし重要なのは、動物性食品であれ植物性食品であれ、地元で生産された旬の食材を選ぶことで、二酸化炭素排出量の削減を目指すことである。 そうすることで、「フードマイル」（世界中から食品を輸入する際に発生する二酸化炭素排出量）を削減することができる。 そして、あなた自身の健康もサポートすることになるのだ。これほど公平なことはないだろう！

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ベヴ・ウォルトン著

フードライター、栄養士、管理栄養士

あらゆる料理、食事計画、レシピ開発、健康と栄養の分野で35年以上の経験を持つシェフ。 雑誌、ウェブサイト、電子書籍、Kindle、完全版書籍のゴーストライティングの両方で10年以上執筆している。 栄養学と栄養学の学位を持っており、レストランやヘルスケア専門職の組織と仕事をしている。 作成したレシピの高品質な写真を撮ることもできる。 どんな執筆タスクも大きすぎることはなく、上記を専門としているが、あなたが私に投げかけるどんなトピックについても書くことができる。 フードライター・ギルドのメンバー。